第 3724 号2020.06.28
「息子との過ごし方」
みっちーママ(ペンネーム)
コロナで休校になって、息子と過ごす時間が増えた。新小学二年生 という絶妙な年で、ひとりでお留守番をさせるには怖いし、会話が 弾むという年でもない。 とはいえ、もともと学校が好きではない息子は、心穏やかに過ごせて いるように思う。 しかし、わたしはそうではない。 わたしは苦肉の策で、午前中は学校と同じように過ごすことにした。 先生に徹するのだ。 一緒に勉強してみると、どうやら理解したように見せて理解してい ないことが多いことに気づく。 「これはどうしてそう思ったの?」息子「そう思ったから」(わた し、遠い目) 「どうしてこの子は楽しいと思ったんだと思う?」息子「楽しいかっ たから」(わたし、以下略) 息子よ、わたしは前問答をしているわけではないのだ。先生の偉大 さが身に染みる時間。 とはいえ、わたしにとっては息子のわかっていなかった部分をまか なえる上、自由に過ごさせるよりは怒る時間が少ない(はずの)時間。 休校中の毎日の日課として、続けていこうと思う。 「お母さん勉強教えるとき怖いから、はやく学校に行きたい」 おかげさまで、息子も学校を楽しみにしている。